ベンチマークの「配当込み」「配当抜き」
- 2015/09/24
- 23:40
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最近、インデックス投信のベンチマークについて、
「配当込み」 か「 配当除く」 か、の話題になっています。
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モヤモヤ感がつづく
水瀬さんと、吊られた男さんの記事の中、
該当箇所が十分理解できず、モヤモヤ、していました。
Twitterで、「腑に落ちない」と書いていたところ、
あんこもちさんが、もう1段階噛み砕いて、書いてくださいました。
が、ここでもまだ理解しきれてないピヨママ。
同じく「モヤモヤしてる」とおっしゃるアウター・ガイさんは、
レベルの違うところで悩んでいらっしゃって、
結果、自分の知識不足を痛感したわけですが、
初心者インデックス投資家さんの中には、
私と同じような疑問をもっておられる方もあるかも・・・
と思って、理解した(とおもわれる)経緯を書いてみます。
何がモヤモヤにつながっていたのか
ものすごく初歩的なところ、2つあったと自己分析しています。
1)ベンチマークとの乖離の大きさ(小ささ)に
知らない「良い・悪い」の判断基準があったということ
2)「配当除く」「配当込み」の言葉の定義を正しく理解してなかった。
わかったきっかけ
あんこもちさんの記事のこの部分で特に道にまよいました。
「配当込み」「配当除く」って、ファンド側の話じゃなくて!?ベンチマークはファンドを評価する基準なのですが、実は統一されておらず、 「配当込み」と「配当除く」の2つの基準が存在します。
注釈)現在のブログは私の混乱をみかねて、以下のようにもっと詳しく修正されています
「ベンチマークはファンドを評価する基準なのですが、実は統一されておらず、 「配当込み」指数と「配当除く」指数の2種類が存在します。」
→あんこもちさん、ありがとうございます!
そしてあれこれキーワードを使って検索をしたら、
イーノさんの昔の記事にたどりつきました。
ファンドの海~ 投資信託で世界の経済と一緒にゆっくり豊かになろう!
TOPIXには「TOPIX」と「配当込みTOPIX」の2つがある!
そして、やっとすべてがつながりました。
ベンチマーク側に種類が2つあるとは知らず、
ファンド側の「分配金」的な話とマゼコゼにしていました。
自分の理解のまとめ
◇TOPIXなどの“指数”には「配当込み」「配当抜き」の2種類ある。
◇通常「TOPIX」といわれているのは「配当抜き」のほう。
◇各ファンドは「込み」か「抜き」jかどちらかをベンチマークとしている。
◇どちらをベンチマークとしているか明示していないものもある。
◇「抜き」は配当で下った株価を基準にしているから、指数は低めにでる
◇だから「抜き」をベンチマークとしたファンド成績は上方に乖離しやすく、
投資家に「成績が良い」という誤解を与える可能性がある。
自分のファンドのこと
私の現在積み立てているファンドには、
「込み」「抜き」の両方が混ざっています。
ベンチマークとの乖離を正しく把握できないとなると、
「込み」に変えていきたいと思いました。
具体的には先進国株式の積立銘柄の変更です。
今) SMT G株式インデックスF
来月から) ニッセイ外国株式インデックスF
ニッセイ外国株式インデックスFは、
既にスポット買いしている銘柄なので、
バリアもなく、変更できそうです。
画像:free digital photo net
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